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Beats Studio3 Wirelessとソニー WH-1000XM2を家電量販店の売場で比較。素人の意見だけど誰かの役に立てばいいな。

Beats Studio3 Wirelessのシャドグレーを先週に購入、早速日々使っています。ノイズキャンセルも満足していて心地よく音楽を聞くことができます。

しかしBeats Studio3 Wirelessがアップルオンラインストアから発送されて到着する直前に家電量販店でソニーのWH-1000XM2のデモ機を触ってしまって、WH-1000XM2が気になって仕方がないんです・・・。

家電量販店の店舗内は、当然ですがいつも作業している作業場所よりもかなり煩いです。
なので家電量販店でWH-1000XM2を使ってみた感じと、日々の作業場所でBeats Studio3を使っている使用感は、比較が出来ません。

それならばと思い切ってBeats Studio3を家電量販店に持ち込んで再度店頭のソニー WH-1000XM2と比較して見ることにしました。

僕はヘッドホンを初めて購入するし、ましてやノイズキャンセルなんてスゴイ機能は初めて体感します。
また普段はAirPodsで充分満足しているぐらいですから、きっとそれほど音には拘りはないんでしょう。
かなり素人の意見と思って頂ければ良いかと思います。

Beats Studio3 Wirelessとソニー WH-1000XM2を家電量販売場で比較した

Beats Studio3 Wirelessとソニー WH-1000XM2のカタログから読み取ったスペック

Beats Studio3 Wirelessは、再生周波数帯域など詳細が記載されていないので、比較できるとことだけ記載しています。

  1. Beats Studio3 Wireless
    • 本体重量:260g
    • 充電時間:約1.5時間(10分充電で3時間の利用が可能)
    • 充電方法:マイクロUSB充電
    • 連続再生時間:22時間(NC ON)、40時間(NC OFF)
    • 対応コーデック:SBC、AAC
    • Bluetooth ver.4.0、Class 1
  2. ソニー WH-1000XM2
    • 本体重量:275g
    • 充電時間:約4時間(10分充電で70分の利用が可能)
    • 充電方法:マイクロUSB充電
    • 連続再生時間:30時間(NC ON)、38時間(NC OFF)
    • 対応コーデック:SBC、AAC、aptX、aptX HD、LDAC
    • Bluetooth ver.4.1、Class 2

ソニー WH-1000XM2の方が、NC ON時の再生時間は長いです。
Beats Studio3 Wirelessは、充電時間が短くて、10分充電で3時間利用可能なFast Fuel 機能が良い感じですね。

Beats Studio3 Wirelessとソニー WH-1000XM2の機能差

操作出来ることは両機でほとんと同じです。
ソニー WH-1000XM2は、iPhone(android)アプリで音の調整、ノイキャンの強さなど設定変更が出来ます。
このアプリが結構よく出来ていて、触っていて面白いですね。

  • ノイズキャンセルをオンオフ:どちらも本体ボタンで切替可能
  • 曲再生/一時停止:どちらも本体ボタンで操作可能
  • 曲送り/曲戻し:どちらも本体ボタンで操作可能
  • 早送り/巻戻し:どちらも本体ボタンで操作可能
  • 電話操作:どちらも本体ボタンで操作可能
  • 設定変更アプリ:ソニー WH-1000XM2は、ノイキャン強度、イコライザなど調整が可能

ソニー WH-1000XM2では、ノイズはキャンセルするけれど人の声は聞こえるようにする機能(外音取り込みのレベル調整)があります。
またヘッドホンを手で覆って、ヘッドホンを外さずに瞬時に周囲の音を聞ける「クイックアテンションモード」という機能があります。

ノイズキャンセルは、Beats Studio3 Wirelessとソニー WH-1000XM2のどちらが優れている?

家電量販店というかなり煩い場所で、音楽をかけずにノイキャンだけを効かせてどちらが静かと思えるか比べました。

両機種ともにあのザワザワ感の中でヘッドホン装着するとスッと静かになってくれます。
もちろん相当やかましい環境ですから、全くの無音にはなりませんが・・・。

結論としては、ソニー WH-1000XM2のほうが、ノイキャンが強いかと感じました。

Beats Studio3 Wirelessでも、しっかりノイキャンが効くんですけど、ややザワザワする感じが残っていました。
館内放送とか、アナウンス時の宣伝曲と歌(「丸い緑の山手線~」、ってやつね)は、どちらも同程度消音効果があると思います。

とは言っても、普通に職場など作業場所で使う場合は、Beats Studio3 Wirelessでも充分なノイズキャンセル効果だと思います。

音質は、Beats Studio3 Wirelessとソニー WH-1000XM2のどちらが優れている?

音楽再生前に、ソニー WH-1000XM2は事前にアプリで音質に関するイコライザやサラウンド、DSEE HX、サウンドポジションの設定はOFFまたはノーマルに変更しておきます。

結論として。どちらも良い音だな、って思えてしまいました(笑)

僕は吹奏楽出身だったので、吹奏楽のオリジナル曲をじっくりと聞いたんですけどね・・・。
チューバもよく聞こえてるし、遠くからトランペットが静かに鳴り響いてくるシーンでもどちらも遜色ない感じ。
グロッケン、トライアングルなど高い金属音の響き方も違いが分かりません。

ただ、ノイズキャンセルが効いているといっても、結構ザワザワ感が残っているっていう事も違いが分からなかった原因なのかもしれません。(音量はそれほど大きくしていません。iPhoneで5メモリ程度)

もっと静かなところで、両機で音質比較すると良く分かったのかもしれません。
参考にならなくてスミマセン・・・。

ヘッドホンの装着感は、Beats Studio3 Wirelessとソニー WH-1000XM2のどちらが良い?

ヘッドホンの到着感が違いました。
もちろん頭の形、耳の形など個人差あろうかと思うけれど、ソニー WH-1000XM2のほうが僕の頭にはフィット感があります。
Beats Studio3 Wirelessは、ちょっと締め付けが強い感じがして、数時間装着していると痛くなるんです。

でも、ソニー WH-1000XM2は、締め付けがキツくない。緩いということではなくてより自然に装着が可能なんです。

2つのイヤーパッドを比べた写真です。
ソニー WH-1000XM2とBeats Studio3のイヤーパッド比較写真
上側の白い方がソニー WH-1000XM2。下側の黒っぽいのが僕のBeats Studio3 Wirelessです。

ソニー WH-1000XM2のほうが、穴の形が縦長。
この形が僕の耳にあってるのかどうか分かりませんが、イヤーパッドの形と軸の強さが僕の頭には丁度良いです。

イヤーパッドの触り心地、クッション性はどちらも同じ感触です。

iPhoneとの親和性は、Beats Studio3 Wirelessとソニー WH-1000XM2のどちらが良い?

W1チップのおかげで、やはりBeats Studio3 Wirelessは一度iPhoneでペアリングするとAppleWatchでもiPadでも認識をしてくれます。

iPhoneで曲を再生しながら、AppleWatchからの音量操作、曲操作をする事は両機で可能でした。

AirPodsって耳に付け外しすれば電源オンオフが自動で行われるけれど、両機ともに電源オンオフは手動でやらないといけないです。

音楽再生時に着信して通話、通話終了後に音楽自動再生する機能は両機で可能。

iPhoneで音楽再生中、電話がかかってきた際にワザとアップルウォッチで受話してみたら、さすがにソニー WH-1000XM2では電話で通話する事は出来ずに、音楽が自動再生されます。
もちろんBeats Studio3では、AppleWatchで受話した電話をヘッドホンで通話可能です。
これはまさにW1チップのお陰ですよね。

ただ僕はそれほど電話かかってこないし、わざわざヘッドホンで通話することも無いので「iOSデバイス親和性」という観点では両機ともにさほど差を感じない印象です。

その他の比較した事

デザイン、もちろん好みはあるでしょうけどBeats Studio3が格好いいと思います。

Beats Studio3は、曲操作する際に左側の「b」ボタンを押すんですけど、ちょっとペコペコって感じで、将来壊れないか少々不安な感じ。
ソニー WH-1000XM2は、ボタン押下ではなくてタッチパネルみたいに触れるので、よりスムースな感じ。

電源ボタン、ノイキャンボタンの押し心地はソニー WH-1000XM2が良いかなー。

対応コーデックとハイレゾ対応は、正直音源がiPhoneからしか使わないので、ソニー WH-1000XM2はちょっとオーバースペックの気がします。
Beats Studio3でも、充分に良い音です。

金額も結構重要ですよね。ソニー WH-1000XM2の方が、税込みで2,3千円高いかもしれません。
(オープンプライスだから、そのうち少し下がるかな?)

最後にかなり細かいことですが、下記写真のようにBeats Studio3はヘッドホンを伸ばした際に真鍮(?)みたいな金属部分が露出しちゃうんです。内側がザラザラ、ギザギザしていてあまり美しくないかぁ、って感じます。
ヘッドホンを伸ばして、裏側の写真

ソニー WH-1000XM2は、ヘッドホン伸ばした内側部分も、丁寧な作りに感じました。
見えない部分だからどうでも良いんところなんですけどね。

まとめ

今回の比較では音質は判断出来ませんでした。
ノイキャンは、ソニー WH-1000XM2がより強く効き目があると思えます。

これも個人差ですが、ヘッドホンの締め付けがBeats Studio3は、ちょっと強く感じられます。

僕が普段使う環境では、音質、ノイキャンともに両機で申し分無いぐらい素晴らしい完成度だと思います。
ただ、今後長い間使う事を考えるとラクに頭に装着出来るほうが良いかな・・・。

Beats Studio3、かなり気にっています。でも、ちょっとだけアップルへの返品を検討しちゃっています。
悩ましなぁ・・・。

これから購入する人は、必ず一度はデモ機を頭に装着してフィット感と音質を比べて下さいね!!

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